酒田を行く。━其之弐━からの続き
2日目は、日本三大急流の一つである、最上川で川下りをするために、酒田市の隣の戸沢村にある最上川芭蕉ラインに行くことしました。
「五月雨をあつめて早し最上川」という芭蕉で有名です。また、同一県内で流れる川で日本一で229kmあります。(ただ、北海道の石狩川、天塩川の方が長いけど、北海道ということで除外)
今回は、古口港から草薙港までの12km。1時間の舟旅です。
出発地の古口港です。
戸沢藩船番所
1622年(元和8)出羽国の改易によって65ヶ所の楯主は散り散りになった。
その後、幕府は出羽国の大名の大幅な配置転換を行い新庄藩には、茨城県松岡から戸沢政盛を転封させた。以降、明治維新まで戸沢氏のみに統治させた。
その領域に戸沢藩口留番所として、領内では同時に、堀之内、柏沢、三ツ沢にも置かれ古口番所はは川舟改所を兼ねて、1723年(享保8)新庄藩が7ヶ條の條目を出し、古口が駅場として整備された。
古口が駅場として栄えたのは、古口より下流は最上峡と呼ばれる峡谷で、古口より先に陸路がなくて全て最上川舟運に頼らねばならない船着場としての要地と山紫水明の産物にも恵まれていた。
プロが選ぶ水観光船1位ということで、期待値は上がります。
ここから、川に降りて乗船します。
冬は、こたつになって雪見船になるそうです。
三大急流ですが、スタート地点はなだらかな流れです。
所々にある最上川の水位の記録。
ちなみに、この日は水量は少なめということでした。
川下り大会の練習をしているそうで、あちこちで練習をしていました。
川幅が狭くなり、急に流れが速くなりました。
お客を下ろして、また上流に戻る舟。
この辺りは、右岸はほとんど人の手が入っていないそうです。
白糸の滝の手前で、また流れ速くなってきました。
鳥居の左側にあるのが、白糸の滝です。
そして、終電の草薙港です。
道の駅も兼ねています。
草薙港から下流を望む。
そうこうしていると、昼ごはんの時間になってきたので、ちょっと行きたかった麦切りのお店に行くことにしました。
寝覚屋半兵エ
麦切り・生そば<お3人様用 半枚+大盛り>(¥2,380)
麦切りは、コシがありおいしく、いくらでも食べられそうな味でおいしくいただきました。
酒田を行く。━其之肆━へ続く
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最上川芭蕉ライン
https://www.blf.co.jp
寝覚屋半兵エ
山形県鶴岡市馬町字枇杷川原74
TEL 0235−33−2257
Open 10:00〜15:00
Close 水・第2火
※営業時間、休日が変更している場合がありますので、公式情報で確認して下さい。
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