tokyo.sora(Δ版)

久々に、ブログ内の整理が進んだのでバージョンを上げます。日々のことを徒然と。映画の感想が多いですが、決して映画ブログではありません、 坂探索は、ケイゾク

いだてん第32回「独裁者」

今回は、新しい人が登場する回です。
日比谷公園音楽堂で、大市民歓迎会が行われる。
東京市長永田秀次郎が前畑「なんで金をとってこなかった」と言う。
そこで、田畑が怒り、岸さんがキレてしまう。
前畑は、 色んな人の手紙や死んだ両親が夢枕に立つなどありながら、また4年後のベルリンに向けて走り出す。
岸さん、昭和天皇ロサンゼルスオリンピックの結果を御進講していた。
1933年(昭和8)2月ヒトラーが首相になると、突然オリンピック開催表明。
そして、市長の永田さんは部下の汚職の責任をとって辞任してしまう。
日本は、国渣連盟脱退。
オリンピック招致実行員会で、副島、杉村と新しいキャラクター加わる。
4月、政治と菊枝が結婚。
そこで、久々に河野さんが政治家になって登場。(実は、河野さんは今の外務大臣河野太郎のお祖父さんなんですね。)
そこで、孝蔵と政次が久々に会う。
一方、熊本の四三の元に小松という青年が現れる。
永田市長の後に牛塚虎太郎がなる。
5月、ウィーンのオリンピック総会で杉村さんが、日本で3人目のIOC委員になる。
12月、岸さん亡くなる。岸さんのIOC委員後任は、副島さんになる。
1934年(昭和9)、アテネの総会でムッソリーニのローマーが有利と知らされる。
そこで、治五郎さんはムッソリーニーにオリンピックを譲ってもらうという案をいう。
政次は、IOC委員に配る写真集を作る。
完成し、写真を見ている途中に、治五郎さんが・・・。

 

 

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神奈川県庁━其之参━

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神奈川県庁本庁舎【神奈川県横浜市中区日本大通1】
設計:神奈川県内務部(コンペ1位小尾嘉郎案を元に設計)
竣工年:1928年(昭和3)
Photo:2019年8月
日曜のこと。
約5年ぶりに神奈川県庁に行きました。
目的は前回、見損ねた正庁・旧貴賓室。旧議場を見るためです。
神奈川県庁━其之壱━ 

tokyosora.hatenablog.com

ちなみに、明かりの点いている3階部分は、正庁の部屋です。

 

f:id:hiro-jp:20190818151413j:plain旧貴賓室(現3階第3応接室)
元々は貴賓室で皇族方々をお迎えするのに使われた部屋です。
隣には、浴室がありましたが、今は倉庫になっています。
実際は、2度ぐらいして訪れていないそうです。
玉座もあったそうですが、今はないです。
室内は、竣工当時とほとんど同じ状態だそうです。

 

f:id:hiro-jp:20190818153755j:plain旧議場(現3階大会議場)
日本の様式で格式の高い折り上げ格天井が使われている和風と洋風が融合された格式を感じさせます。

 

f:id:hiro-jp:20190818153941j:plain議場にあった時計。
かわいい感じのの時計です。

 

f:id:hiro-jp:20190818154134j:plain正庁
創建当時、三大節(元日、紀元節天長節)拝賀式やその他で使用されていました。
正庁の中央にある奉安殿に天皇、皇后の御真影掲示し、奉拝する場となっていました。

 

f:id:hiro-jp:20190818152057j:plain知事室
黒岩知事が手を振っています。

 

f:id:hiro-jp:20190818173956j:plainおまけ
東神奈川にあるバースターダストとバーポールスター。
右側のスターダストは今でも営業しています。
あぶない刑事とかでのロケ地で有名なバーです。

 

 

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いだてん第31回「トップ・オブ・ザ・ワールド」

久しぶりの四三さん登場。
前畑のレースをラジオで聞いています。
もちろん、実感放送で。
そして、前畑善戦で2着。
男子100m背泳ぎは、金銀銅独占。
そして、気をよくした治五郎はノリでエキシビジョンで日本古式泳法をすることになる
1500m自由形は、金銀
男子200m平泳ぎでは、鶴田が2大会連続の金。若手の小池は銀。
そして、エキシビジョン。政治も泳ぎ、会場は大いに湧く。
そして、帰国して会社に戻ると1種目逃したことを初めて声を聞いた酒井菊枝に慰められる。
そして、日比谷公園音楽堂で、大市民歓迎会が行われる。

 

 

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今日のランチ(8/18)

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goodspoon@みなとみらい
ブッラータチーズ乗せボロネーゼ(+800)

 

f:id:hiro-jp:20190818140202j:plain上から時計回りで
フロマージュブラン
リコッタチーズ(アロエ
リコッタチーズ(イチゴ)
クリームチーズ
モッツアレラチーズ


ランチは、¥1,850のセットからの注文でサラダとチーズは食べ放題メインは数種類から選びます。
ブッラータチーズ乗せボロネーゼは、見た目のインパクトもなかなかだけど、ミートソースがチーズに負けず、いい感じの溶け込み具合でおいしくいただきました。
このほかに出来立て、モッツァレラチーズもいただきました。
一番よかったチーズは、クリームチーズです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
goodspoonみなとみらい店 https://goodspoon-minatomirai.jp
神奈川県横浜市中区新港1ー3ー1
TEL 050−5595−2240
Open 11:00~16:30
月〜木17:30〜21:00(L.O)
金土祝前日17:30〜22:00(L.O)
Close  不定

 

 

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旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)━其之参━

旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)━其之弐━からの続き

tokyosora.hatenablog.com

 

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妃殿下寝室
楕円形の鏡の付いた白いドア、上下に移動できる布シェード付きの照明など、フェミニンな雰囲気に溢れています。壁面にある円形と長方形それぞれに格子と花を配した暖房機用カバーは、妃殿下ご自身が描かれたデザインがもととなっています。

 

f:id:hiro-jp:20190804154651j:plain妃殿下居間
やや浅めのヴォールト天井に取り付けられた5つのボール状の照明は、各部屋ごとに意匠を凝らした照明の中でも特に際立っています。
1枚ものの大きな鏡、実用的な造り付けの棚や開き戸など、宮邸の建築に並々ならぬ情熱を注いだと言われる妃殿下の趣味嗜好が、至るところに伺える。

 

f:id:hiro-jp:20190804155327j:plain南側ベランダ
建物の南側にあるこのべらんだからは芝庭や日本庭園が一望できます。殿下、妃殿下の居室からのみ出入りできる、ご夫妻専用のベランダです。床には国産の黒と白の大理石が市松模様に敷かれています。
庭を望む南面には半円形のバルコニーを備え、床には泰山タイルが敷き詰められている。

 

f:id:hiro-jp:20190804154928j:plain北側ベランダ(北の間)
南側のベランダに対して「北の間」と呼ばれ、夏期の家族団欒の場として使用されていました。上部には天窓を設けてガラスブロック越しに外光を取り入れ、」開放的な野外の雰囲気を演出しています。柱はチーク材を浮造りにして柾目を浮立たせ、床には布目タイルがモザイク状に張られるなど、手の込んだ作りとなっています。二階広間との仕切り窓は、異なる種類のガラスを組み合わせて面を構成し、モダンな空間を形成しています。

 

f:id:hiro-jp:20190804155032j:plain床の布目タイル。

 

f:id:hiro-jp:20190804155748j:plainウインターガーデン
ウインターガーデンは、温室として屋上階に設けられました。室内には花台や水道の蛇口、排水口が備えつけられています。
市松模様の床は人造大理石、腰壁には国産大理石を使用されているところに、当時の職人の技術の高さを窺うことができます。1932年(昭和7)5月に東京松坂屋で殿下自身が購入されたマルセル・ブロイヤーのデザインした椅子が置かれていました。

 

f:id:hiro-jp:20190804160047j:plain姫宮居間
扉や床にモミジ材が使われています。サーモンピンクの大理石「紅霰」で政策されたマントルビースと円形の鏡は、可憐で和らぎを感じさせます。壁紙は虹色の波形ストライプで、明るい色彩となっています。ラジエーターカバーの模様は百合の花で、妃殿下自身が下絵を描いたものと言われています。床の寄木は、ケヤキとカーリーメープルで矢羽張りにして、縁をローズウッドで装飾しています。

 

f:id:hiro-jp:20190804160708j:plain小食堂
この部屋は、朝香宮一家の日常の食事の際に使用されました。邸内には珍しく和の要素が取り入られた部屋です、天井には杉の柾目板が使用され、床の間も設けられています。ラジエーターカバーは、ブロンズ鋳物で日本古来の源氏香の模様がデザインされています。床の寄木は、ローズウッドを中心にしてケヤキ材が囲んでおり、その周りを黒檀で装飾されています。左側の扉からは藤野バーゴラと床に敷き詰められた泰山タイルのテラスを見ることができます。

 

f:id:hiro-jp:20190804171822j:plain芝庭から旧朝香宮邸を望む。


朝香宮邸(現東京都庭園美術館)━おわり━

 

 

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旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)━其之弐━

旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)━其之壱━からの続き

tokyosora.hatenablog.com

 

f:id:hiro-jp:20190804150158j:plain第一階段
建物の中央にある第一階段は、一階の客間から二階の家族の居室へ通じる階段です。それは、フランス仕立てのアール・デコの空間から日本のアール・デコの空間へ移行する階段ともいえます。
階段のステップ、腰壁、手摺りには外国製大理石のビアンコ・カラーラをはじめ3週類の大理石が用いられています。手摺りのデザインは、アール・デコの特徴であるジグザグのラインが強調され、二階広間の照明柱、天井照明はパターン化された花模様で統一されています。

 

f:id:hiro-jp:20190804150614j:plain二階広間
二階広間にはじまる家族の居住空間です。ラジエターレジスターは、日本の青海波が使われるなど、所々の要素が取り入れられています。壁面には、コテなどの道具による模様付けが均一に施され、左官職人による匠の技を見ることができます。

 

f:id:hiro-jp:20190804151743j:plain若宮寝室
建物二階東側の約3分の2を占めるのが若宮寝室・合の間・若宮居間の3室です。各部屋の照明は宮内省内匠寮技手の水谷正雄がデザインした国産品です。各部屋ごとに異なる衣装が凝らされており、朝香宮邸の見どころの一つといえます。この部屋の張り出した後には、竣工当時のサッシがそのまま残されています。

 

f:id:hiro-jp:20190804152314j:plain書斎
正方形の部屋の隅に飾り棚を設置することで、室内を円形状に仕上げています。シトロニエ材の付け柱が四方に配置され、ドーム型の天井と間接照明により求心的な空間が演出されています。この部屋の家具は室内と同様にアンリ・ラパンによってデザインされたものです。
終戦後の一時期、吉田茂がこの邸宅を外務大臣として使用された際には、この部屋が執務室となっています。

 

f:id:hiro-jp:20190804152439j:plain殿下居間
高さのあるヴォールト天井が空間に広がりをあたえ、ヒノキ材の付け柱、大理石の暖炉と鏡が落ち着いた雰囲気となっています。暖房機用のカバーのデザインには、アール・デコによく見られる噴水がモチーフとして使われています。壁紙とカーテンは、フランスのエデュアール・ベネディクタスがデザインしたもので、2014年に復元したものです。

 

f:id:hiro-jp:20190804152651j:plain殿下寝室
居間や書斎に比べると装飾が抑えられ、寝室にふさわしい落ち着いた雰囲気になっています。廊下、浴室、何度、居間に通じる4カ所の扉にはクスノキの玉杢が装飾として使用されています。
玉杢とは、樹木のオボのある面をスライスすると現れる大きな同心円形の模様のことをいいます。

 

f:id:hiro-jp:20190804152948j:plain第一浴室
殿下と妃殿下の寝室にあるこの浴室は、主にご夫妻が使用した浴室と言われており、他に姫宮用と若宮用がありました。床には山茶窯製陶所のモザイクタイル、壁にはフランス産の大理石「ヴェール・デストゥール」がブックマッチの技法で張られています。
予想外にボリュームがあったので、もう1回続きます。


旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)━其之参━へ続く

tokyosora.hatenablog.com

 

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旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)━其之壱━

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【港区白金5−21−9】
設計:宮内省内匠寮工務課
竣工年:1933年(昭和8)
Photo:2019年8月

 

f:id:hiro-jp:20190804181840j:plain先週の日曜(8/4)のこと。
東京都庭園美術館で行われている年に1度の建物公開展『1933年の室内装飾』に行ってきました。

www.teien-art-museum.ne.jp普段は、撮影はNGですが、今回は公開展ということで写真を撮ってきました。
元々は、朝香宮邸として建てられました。
朝香宮家は久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が1906年(明治39)に創立した宮家です。
1947年(昭和22)の皇籍離脱まで暮らしていたが、その後は吉田茂によって外務大臣公邸として使われ、その後迎賓館と用途を変え、今の東京都庭園美術館として使われています。
建物は、フランスに留学していた鳩彦王の影響でアール・デコ様式となっています。

 

f:id:hiro-jp:20190804143217j:plainまずは、玄関にあるルネ・ラリックの女神像ガラスレリーフ
これは、型押ガラス製法で作られています。

 

f:id:hiro-jp:20190804171507j:plain

 

f:id:hiro-jp:20190804143939j:plain大広間
壁面にウォールナット材が使用され、装飾を抑えた重厚な空間となっています。天井には、格子縁のなかに40個の照明が整然と配置され、正面のアーチや鏡、大理石のマントルビースは、シンメトリーの落ち着いたデザインとなっています。中庭側の扉から見える外観テラスの床面には泰山製陶所の美術工芸タイルが見られます。

 

f:id:hiro-jp:20190804144302j:plain小客室
少人数の来客の際に使用された客室です。四方の壁面にはアンリ・ラパンの油絵が張り巡らされています。淡いグリーンを基調として樹木と水のある風景が描かれ、室内にいながら森の中にいるような印象を与えています。マントルピースの石材には、ギリシャ産の「ディノス・グリーン」が用いられています。幾何学模様のレジスターは、宮内省内匠寮技手大賀隆のデザインです。

 

f:id:hiro-jp:20190804144734j:plain大客室
南側の庭に面したテラスを控え、旧朝香宮邸の中で最もアール・デコの粋が集められているのが、この大客室と次に続く大食堂です。
イオニア式柱頭をもつ柱にはシコモール材が使われ、天井にはシャンデリアを囲む漆喰仕上げの円や石膏によるジグザグ模様がほどされています。
また、ルネ・ラリック制作のシャンデリア、扉上部にあるレイモン・シュブのタンパン装飾など、この部屋では幾何学的にデザインされた花がモチーフとして用いられています。

 

f:id:hiro-jp:20190804144832j:plain

 

f:id:hiro-jp:20190804144435j:plain次間
白磁の「香水塔」、モザイクの床、黒漆の柱、朱色の人造石の壁、そしてガラス窓から広がる庭園の緑。これらが、織りなす色彩のハーモニーは、大広間の落ち着いたいs基調とは対照的にアール・デコ特有の華やかな空間を形成しています。
「香水塔」はアンリ・ラパンがデザインし、自身が芸術監督を務めていた国立セーブル製陶所で制作されたものです。元々は、水が流れる仕組みが施されていたため、図面などには「噴水器」書かれています。朝香宮邸時代に上部の照明部に香水を施し、その熱で香りを漂わせた等の逸話から、後に香水塔と呼ばれるようになりました。

 

f:id:hiro-jp:20190804145304j:plain大食堂
大食堂と隣の大客室とは、エッチング・ガラスの引き戸で仕切ることができます。
南面に庭園を望み、大きく円形を描く張り出し窓は、開放的な独特の空間を作っています。
ルネ・ラリックの照明器具(パイナップルとザクロ)やガラス扉等に、くだものがモチーフとして使われ、ラジエーターカバーには魚貝がデザインされています。植物文様の壁面は、レオン・ブランショによるものです。

 

f:id:hiro-jp:20190804145241j:plainラジエーターカバー
見所がまだたくさんあるので、2回にわけて送ります。


旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)━其之弐━へ続く

tokyosora.hatenablog.com

 

 

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