tokyo.sora(Δ版)

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不二家横浜センター店

不二家 横浜センター店
【神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1−6−2】
設計:アントニン・レーモンド
竣工年:1937年(昭和12)2月
Photo:2023年8月


去年の8月20日に閉店した不二家 横浜センター店です。
まずは、初出なので、アントニン・レーモンドの説明を。
アントニン・レーモンドはチェコ出身でアメリカのフランク・ロイド・ライトのタリアセンで学んだ建築家です。
1919年(大正8)にフランク・ロイド・ライトが帝国ホテルを設計する際に来日して、その後は、日本せで設計活動を開始しました。
1922年(大正11)に独立して、レーモンド事務所を開設します。
レーモンド事務所では、前川國男吉村順三、ジョージ・ナカシマが所属してしまいした。
アントニン・レーモンドが手がけたものとして、挙げられるのは、旧イタリア大使館日光別邸、レーモンド自邸、夏の家軽井沢(現ペイネ美術館)です。
不二家は、1910年(明治43)に横浜元町に小さな洋菓子店として創業。
のちに、1922年(大正11)には、不二家伊勢佐木町店として、2号店を開店。しかし、関東大震災により店舗が焼失し、バラック建てで営業を再開するなどの経緯を経て、1937年(昭和12)2月に、現在地にて建物を新築し開店しました。以降現在に至るまでの86年間、ガラス作りの外観はそのままに不二家の最も歴史のある店舗ととし営業していました。
それが、8月20日をもって、建物の老朽化に伴い一時閉店するとのことです。

この建物は、内部は一般的なふつうの不二家ですが、外観に特徴があります。
建物の左側は、ガラスブロックでちょっと、変わっています。

 

 

裏通りから見ると、ふつうのどこににでもあるビルの感じです。

 

店頭にあった当初の外観写真

 

閉店のお知らせ。

 

 

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