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多摩聖蹟記念館と建築家・蔵田周忠@多摩聖蹟記念館

先週土曜のこと。
多摩聖蹟記念館で、『多摩聖蹟記念館と建築家・蔵田周忠』の展覧会に行ってきました。
初見で聞く名前と初めて聞く建物ということで、わくわくしながら行きました。
蔵田周忠は、1895(明治28)年、山口県萩市の生まれました。
工手学校(現、工学院大学)に学び、1913(大正2)年、卒業と同時に、三橋四郎建築事務所に職を得た。
その後、三橋が出張先のウラジオストックで逝去してまった。だが、事務所の先輩である曽根中條建築事務所の製図員の職を得た。
1922年(大正11)、平和記念東京博覧会の仕事がきっかけで、分離派建築会のメンバーに加わり、それと関根要太郎の事務所に入所。この時に設計したのが、京王閣、多摩聖蹟記念館である。
1930年(昭和5)のドイツ留学後、翌年、蔵田周忠建築事務所を開設。
その後、武蔵高等工科学校、、早稲田大学東海大学などで後進を指導し、1966年(昭和41)、71歳で逝去。

 

ちなみに、この多摩聖蹟記念館は駅名の聖蹟桜ヶ丘駅の由来になった建物です。ちなみに、聖蹟とは時の天皇行幸された地を聖蹟と呼び、ここの地名が桜ヶ丘だから、駅名が聖蹟桜ヶ丘駅になりました。
なんだか、初見で聞いた建築家がこんなにもすごいことをやっていたということに驚きと発見がありました。

 

外観がかわらしいプリンの3段重ねみたいな旧多摩聖蹟記念館。
館内は写真NGなので、公園内を少しだけ紹介します。

 

明治天皇野立所の石碑。

 

正面には、うっすらと奥多摩雲取山が見えます。


図録は、GW以降に出来るらしいので、また機会を見て行きたいと思います。
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多摩聖蹟記念館と建築家・蔵田周忠(〜5/26)

www.city.tama.lg.jp

 

 

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