都営霞ヶ丘アパート
【新宿区霞ヶ丘町5】
設計:不明
竣工年:1964年(昭和39)
Photo:2013年9月(一部、2017年3月、2021年7月)
オリンピックネタの最後は、都営霞ヶ丘アパートです。
国立霞ヶ丘競技場に隣接していた都営のアパートです。
元々は1946年(昭和21)に造られた木造の都営住宅があったが、1964年(昭和39)、東京オリンピックのための整備で国立霞ヶ丘競技場周辺に住んでいた住民を集めてここに造られた。
しかし、2020年(令和2)の東京オリンピックのために再び移転することになりました。
これは、スタジアムが新築されるにあたり、もしかしたら取り壊されるかもしれないと思い撮っておきました。
取り壊される3年前のものです。
1枚目との同じアングルで撮ったものです(2021年7月)
都営霞ヶ丘アパート案内図
住所が霞岳町となっているのは、霞ヶ丘町の旧町名。(町名としては、現在も残っているが建物がない)
10棟300戸の規模のアパートです。
8号棟
7号棟
10号棟
6号棟の下にある商店街、外苑マーケット。
給水塔
2号棟
1号棟
左側は、道路を挟んで都立明治公園(現、国立競技場)
2017年の日本青年館交差点から
都営霞ヶ丘アパートは、ほぼ解体されています。
最後に、解体されている9号棟(?)
来週公開の映画
『東京オリンピック2017都営霞ヶ丘アパート』
www.tokyo2017film.com
なかなか、興味深い映画です。
ちなみに、現在はオリンピックメディアセンターとして使われているが、2023年までには公園として整備される予定だそうです。
だったら、アパートをそのまま残してもいいのではないかと思いました。
50年で2回もオリンピックのために、転居している人もいるこれらの人たちのことを忘れてはならないと思います。
8/13(金)から一般公開です。
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