春の信州を行く。━其之壱━からの続き
朝起きて、外を見たら白馬岳が雪で白かったです。
左下の土手みたいなのは、廃線になった長野電鉄屋代線の跡。
4年前に廃線になったそうです。
写真には写っていませんが、黒姫山が大きく見えました。
まず、最初に行ったのは、松代城(旧海津城)。
松代城は、1560年(永禄3)に武田信玄により築かれた城で、城将は高坂昌信。当時は、海津城と呼ばれていました。
この城は、武田氏北信の要で、川中島の合戦は、この城を舞台に繰り広げられた。
1582年(天正10)に武田氏が滅亡すると、森長可が城主となり、その後、上杉景勝の支配、秀吉の直轄地と目まぐるしく変わります。
1600年(慶長5)には、森忠政が城主となる。
その後、松平家、酒井家と変わり、1622年(元和8)に真田信之が10万石で入封氏、以降明治まで続いた。
建物は、石垣だけが残されて、今あるのは2004年(平成16)に復元されたものです。
太鼓門
太鼓門は、本丸内では一番大きな門でした。本丸大手の出入口は、枡形に石垣をまわし、二層の櫓と枡形門の二つの門で構成しています。
良好に残っていた門礎石をそのまま利用し、絵図面などから栩吹で切妻屋根の姿を忠実に再現しています。
太鼓門の由来は、時を告げる太鼓を備えていたことに由来します。
内堀
本丸
城を後にして、近くの旧松代駅に行ってみました。
線路は外されたもの、駅舎はまだ残っていました。
旧松代駅
長野電鉄屋代線は、1922(大正11)に開通し、2012年(平成24)に敗戦となりました。
現在は、線路とプラットホームの一部は撤去されていますが、駅舎は当時の佇まいを残しています。観光案内所として活用しています。
プラットホーム
レンタサイクルの駐輪場になっています。
線路跡は、駐車場になっていました。
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