京都紅葉便り━洛南編 其之弐━からの続き
醍醐寺での紅葉があまりにも微妙だったので、夕方に差し掛かっていたけど諦めきれずに山科駅まで戻って、毘沙門堂にも行ってきました。
毘沙門堂
天台宗五箇室門跡の一つ。ご本尊に京の七福神の一つ毘沙門天を祀ることからこの名がある。
創建は、703年(大宝3)文武天皇の勅願で僧行基によって開かれた。当初は、出雲路にあったことから護法山出雲時といった。
その後、度重なる戦乱により焼失し、1665年(寛文5)に現在地に再建。後西天皇の皇子公弁法親王が入寺してより門跡寺院となった。
本殿
梁行六間桁行五間の単層入母屋造。
宸殿
御所にあった後西天皇の旧殿を、第六皇子一品公弁法親王が拝領し、1693年(元禄6)に移築した建物。
宸殿の襖絵は、狩野益信による逆遠近法で描かれており、見る角度によって変化して見える。
晩翠園
谷川の水を引き滝を造った江戸初期の回遊式庭園。
心字の裏文字を形どった池に、亀石、千鳥石、坐禅石などが配置された名園。
勅使門
後西天皇より拝領された檜皮葺きの総門。
かつては、陛下の僥倖か代参、現在は当門跡門主の晋山式以外は開門されない開かずの門。
毘沙門堂御朱印。
今年の京都の紅葉は、時期も遅れて色づきもいまいちだったなあ。
また、今度を楽しみにしますかね。
京都紅葉便り━洛南編 おわり━
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毘沙門堂 http://bishamon.or.jp
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