調布七福神巡り━其之壱━からの続き
明照院を後にして、次の常性寺に向かいますが、あまりにも距離があるので、バスに乗ることにしました。
常性寺
当山は成田山長楽院常性寺と称す。
鎌倉時代の創建で、往古多摩川沿いに建立されていたが、慶長年間(1595〜1615)に旧甲州街道沿いの現在地に移築させられたものである。
正面の瑠璃殿には、薬師如来、不動堂には厄除け不動、地蔵堂には一願地蔵が奉安されている。
一般には、調布不動尊として知られており、江戸時代の当山の祐仙法印が、成田山新勝寺より成田山不動尊を勧請したのが始まりである。
常性寺薬師堂
常性寺観音堂
常性寺御朱印
西光寺
長谷山聖天印西光寺と号し、応永年間(1390年代)、石原聖天坊と言う修験僧により開創された密教系の寺院であった。
徳川家康による江戸幕府開設に伴い、甲州街道が開かれ、布田五宿が設置された時、西端の上石原宿の中心地としてこの地に移転。1651年(慶安4)に三代将軍家光公より十四石ニ斗を賜る御朱印寺となる。
辨盛が寛文年間(1661〜1672)に天台宗に改めたといいます。
近藤勇の像
この辺りの、上石原が近藤勇の生誕の地ということで、銅像がありました。
西光寺仁王門
この門は、市内に残る唯一の仁王門で、年代も18世紀初頭と特定できる貴重な建物である。正面両脇間に仁王像を安置し、また楼上に銅鐘を釣るので、仁王門でもあり鐘楼門ともいう。
寺の記録によると、西光寺中興の大僧都弁雄が宝永年間(1704〜10)に建てたと記されており、釣鐘にも弁雄の名前が銘記されているので、この時の再建であることが明らかである。
西光寺本堂
西光寺観音堂
西光寺御朱印。
調布七福神巡り━其之参━へ続く
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