先週の木曜のこと。
ワクチンを打つ前に行った吉阪隆正展。
吉阪隆正といえば、コルビュジエの日本人の弟子3人、前川國男、坂倉準三と吉阪隆正。
他の二人は、設計した建築物の実際に観たことはあるけど、吉阪はお茶の水にあるアテネ・フランセをチラリと観ただけで、後は大学セミナーハウスは、本で見ただけです。
なので、どういう人物か予備知識がないままで、展覧会に行きました。
会場は、これが初めての東京都現代美術館。
展覧会に行く前に、東京都現代美術館のスケールに圧倒されてしまいました。
会場は写していいけど、個々の展示物のアップはNGということで、何枚か撮って来ました。
入り口
吉阪の年表
ものすごくざっくり言うと、前半生は冒険家、後半は建築家と冒険家の業績が書かれています。
吉阪の自邸の設計図。
これを見て、思わず「かっこいい」と独り言が出てしまいました。
吉阪は、どこが行くたびに絵を描いていたそうで、これが展覧会の副題のパラパラの絵。
吉阪の代表作。
大学セミナーハウス
江津市役所
この展覧会で一番響いた言葉
「『逆さ』にするのは単に図の天地だけでなく
それによって発想を逆転することを期待している」
思っていた以上に分量が多く、吉阪隆正という人物を知ることがでました。
大学では、建築を学んだにも関わらず、冒険家の業績もあり、そして建築家として業績もある、ものすごく不思議な人だけど、その場に収まらないスケールの大きさを感じられました。
よかったと思ったら、クリックお願いします。
←人気ブログランキングへ(日記・雑談 [その他])