URまちとくらしのミュージアム━其之壱━からの続き
3階です。
これは、3階から見上げたものですが、ここもちゃんと再現しており、原寸大です。
晴海高層アパートの共用廊下がない家です。
入るとすぐにダイニングです。
奥は大所、トイレ、お風呂など水回りのものです。
共用廊下がない分広いですが、値段は共用廊下のある家の方が高かったそうです。
3階はこれで終わりで、2階に降りていきます。
2階は、多摩平団地テラスハウス(1958年)です。
ちなみに、テラスハウスとは、連棟式住宅のことです。つまり、1戸建てがつながっている住宅のことです。いわゆる、長屋のことです。
多摩平団地は、津端修一の設計で、コンセプトは明るく開放的で緑にあふれた団地ということです。
復元したのは、3Kタイプです。
1階は、四畳半の和室と、台所・浴室・便所です。
2階部分は見られませんでした。
長年を経て変化した部品が壁一面にあります。
特に気になったものを何点か。
ドアの部品。
ドアノブや呼び鈴、新聞受け。
コンセント。
洗面台などの水回り。
色々と時代を感じます。
ツアーが終わり、表に出ると流政之のファニチャーを間近に見ました。
東京海上日動本社ビルにも流政之の作品もあります。
周りには自動草刈機が稼働しています。
そして、晴海高層アパートの円筒階段が実物大がありました。
意外と小さくで階段の幅も狭いです。
感想としては、URまちとくらしのミュージアムは、かなり充実した感じでした。
初めて訪れたので、ざっと見た感じで終わってしまいましたが、今度行くときは、もっとじっくりと細かいところを見ていこうと思いました。
URまちとくらしのミュージアム━おわり━
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