tokyo.sora(Δ版)

久々に、ブログ内の整理が進んだのでバージョンを上げます。日々のことを徒然と。映画の感想が多いですが、決して映画ブログではありません、 坂探索は、ケイゾク

今日のGoogle(11/21)

今日のGoogleロゴは、マリー・サープ(1920〜2006)を称えてです。
マリー・サープは、アメリカの地質学者で、世界初の海底地図を共同出版した人です。
1998年の11月21日に、米国議会図書館がサーブを20世紀最大の地図製作者の一人に選んだことを記念したものです。
マリー・サーブは、ブルース・ヒーゼンと共同で大西洋の海底地図を制作しました。
大西洋の中央海嶺の軸に沿ったリフトバレーの存在を明らかにし、地球科学分野のパラダイムシフトを起こすとともに、プレートテクトニクス大陸移動説の理論の受容に貢献しました。
マリー・サーブは、1920年7月30日、ミシガン州イプシランティで生まれました。米国農務省に勤務していた父親の影響で、早くから地図製作に親しんでいました。ミシガン大学で石油地質学の修士号を取得した後、1948年にニューヨークに移り住み、ラモント地質観測所で女性として初めて働き、地質学者ブルース・ヒーゼンと出会いました。
ヒーゼンは大西洋で海底深度のデータを収集し、サーブはそれを使って神秘的な海底の地図を作りました。エコーサウンダー(水深を測定するソナー)から得られた新しい知見により、大西洋中央海嶺を発見したのです。当初は、ヒーゼンは信じていなかったが、V字型断層と震源地マップを見比べると、ヒーゼンは事実を無視することはできなかったのです。プレートテクトニクス大陸移動は、単なる理論ではなく、海底に広がっているのは間違いなかったのです。
1957年、サーブとヒーゼンは共同で北大西洋の海底図を初めて発表しました。
その後、北大西洋南大西洋、インド洋の地図を完成させ、1977年には「World Ocean Floor Panorama」を出版しました。
2006年、86歳で死去しました。

 

 

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