増上寺三解脱門
【港区芝公園4−7−35】
設計:幕府大工頭 中井正清(?)
竣工年:1622年(元和8)3月
Photo:2022年10月
日曜のこと。
増上寺の三解脱門が今年で建立400年を迎えたということで、11年ぶりの三解脱門公開と史上初の夜間公開に行ってきました。
三解脱門。
増上寺の顔として、都内有数の古い建築物であり、東日本最大級を誇る門は、中門にあたり、正式名称は、三解脱門といいます。
1611年(慶長6)徳川幕府の助成により、幕府大工頭・中井正清とその配下により建立。
1621年(元和7)強風により倒壊するも、翌年に再建。
増上寺が江戸初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建築物で、国の重要文化財に指定されています。
三解脱門とは、3つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことです。
建築様式は、三戸二階二重門、入母屋造、朱漆塗。唐様を中心とした和様の勾欄などが加味されています。
二階内部(非公開)には、釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されています。
東京タワーがグリーンにライトアップされているのは、この日(10月16日)がグリーンリボンデーで、臓器移植医療への理解が広がることを願って、移植医療のシンボルカラーであるグリーンにライトアップしています。
脇にある山廊から入っていきます。
本来ならば、どういう風に入っていいくのかわからないけど、工事用の階段で二重門に向かっていきます。
かなり、急な階段ですが、ここはまだいい方。
もう一つ上に階段がありますが、さらに急角度。
二重門の中。
釈迦三尊像と両脇に8体ずつ十六羅漢が安置されていました。
十六羅漢像。(右側)
左側の羅漢像は、撮っていなかった。
ちなみに、記念品として、羅漢像のシールが1枚もらえるので、その羅漢様をも見つけて撮りました。
三解脱門から浜松町駅方面を望む。
前を左右に通る道は、日比谷通り。
境内から見た三解脱門。
貴重なものを見させていただきました。
夜間公開は、終わりましたが、三解脱門の特別公開は11/27(月)まで公開しています。
次は、いつになるのかわからないので、よかったら是非。
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増上寺三解脱門
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