【港区麻布台】
我善坊谷は、龕前坊谷とも書く。
１６２６年（寛永３）１０月、二代将軍徳川秀忠の正室であるお江与（崇巖院）逝去し、その葬礼が芝増上寺で行われた。荼毘に付されたのは、今の六本木駅近くにある深広寺の旧地だったが、葬列の途中の道筋にあたる坂下のこの谷地に仮御堂が置かれた。
この仮御堂のことを龕前堂と称し、のちにこの一帯が龕前堂谷と呼ばれるようになりやがて我善坊谷に転訛したという。
また、この谷地で座禅を組むお坊さんがいたので座禅坊谷という地名が起こり、これがなまって我善坊谷にかわったという説もある。
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右側の白い囲いは、再開発のための解体工事がのためのもの。
正面右側は、霊友会釈迦殿と東京タワーです。
再開発が終わったら、この坂はなくなるんでしょうかねえ？
この坂の行方に注目です。
おまけ
我善坊谷坂の途中にあった、我善坊谷の名残り。
電柱の管理番号のところに、我善坊谷の名前が・・・。
再開発後も残してほしいです。
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