奥野ビル
【中央区銀座1ー9−8】
設計: 川元良一
竣工年:1932年(昭和7)
Photo:2018年3月
設計は、同潤会アパートの設計部長も務めた川元良一です
代表作は、九段会館(旧軍人会館)で、この2年後に建てられます。
当初の名前は、銀座アパートメント。
エレベーターは、デパート・銀行などの一部にしかなかった時に、民間の住居としては日本で初めて設置されました。
見ての通り、奥野ビルは2つの建物が連結していて、左側の本館は、1932年(昭和7)に竣工、右側の新館は、1934年(昭和9)の竣工です。
本館エントランス。
エレベーター。
今では、貴重な扉が手動式のものです。
階数表示は、アナログでレトロです。
エレベーターのボタンは、『呼』のみ。
中は、こんな感じで通路は狭めです。
階段の手すり、とても味わいがあります。
本館と新館は、このように不思議な感じでつながっています。
エレベーターホールから外へ。
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