tokyo.sora(Δ版)

久々に、ブログ内の整理が進んだのでバージョンを上げます。日々のことを徒然と。映画の感想が多いですが、決して映画ブログではありません、 坂探索は、ケイゾク

『鉄塔 武蔵野線』

20071109105911

 
鉄塔 武蔵野線ソフトバンククリエイティブ/ 銀林みのる

1997年に映画化された『鉄塔 武蔵野線』の文庫完全版。

夏休みも半ばを過ぎたある日のこと、5年生の見晴は近所の鉄塔で番号札を見つける。その名は『鉄塔武蔵野線75ー1』
見晴は、仲のいいアキラを誘い一号鉄塔まで武蔵野線を遡る。
という、ロードストーリ。

少年時代、自転車でどこまで行けるのか?
そんなことをやっていたことを思い出しました。あとで、地図でみるとたいした距離ではないんだけど、でもその間には初めて見る風景や人ばかりなので、新鮮を通りこして、探検しているいような気分だったのを覚えています。
都会では、鉄塔を見ることはないけど、郊外に出れば鉄塔は見られます。鉄塔は見ているはずなのに、見えてないような存在感。
この本を読むと、一口に鉄塔と言っても色んな種類があることがわかる。
そして、実際に鉄塔を見ると「男鉄塔だ。」「女鉄塔だ。」と心の中でつぶやいてしまします。
そんな、ちょっとうれしくなる本です。
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鉄塔調査隊 http://www.actcine.com/tetto/