先週の金曜のこと。
この日は、山王祭の神幸祭。
日枝神社からスタートし、市ヶ谷〜四谷〜皇居坂下門〜丸の内〜日本橋〜銀座〜日比谷を経て日枝神社に戻ってくるという、休憩も含めて9時間を巡ります。
神幸とは神様が鳳輦、神輿にて氏子地域を巡幸することです。江戸山王祭には、神輿が城内にまで渡御し、将軍の上覧があったので「天下祭」「御用祭」とも称され、神田祭と隔年で執り行われます。江戸時代は摂社に1泊し、2日間かけて渡御しましたが、現在は1日かけて巡幸します。
今回は、途中の日本橋日枝神社から参加しました。
日本橋日枝神社に向かう途中、鍛冶橋交差点で偶然行列に合ったの時の様子。
行列を先導する車で、後ろでは囃子を鳴らしています。
諌鼓鶏
諌鼓(太鼓)の上に鶏が乗った山車で、山王祭から誕生した独特の山車。
1615年(元和元)大坂夏の陣から凱旋した二代将軍秀忠が、翌6月15日の山王祭を前に「太平の世を祝って諌鼓鶏の山車を末代に至るまで一番で渡せ」と上意を下し、それまでの「御幣猿」に代わって、「諌鼓鶏」を先駆けとしたのが由来です。
日本橋日枝神社。
鳳輦2基と宮神輿1基で、御旅所祭が行なわれます。
江戸時代には、ここで1泊して2日に渡って神幸祭が行われていました。
境内の裏では、馬が休んでいました。
日本橋日枝神社から出立です。
このビルの裏手に日本橋日枝神社があります。
2016 山王祭━其之弐━へ続く
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