三匹が行く。━熱海 其之弐━からの続き
来宮神社に到着。
来宮神社
古くから来宮大明神と称し、熱海郷の地主神であって、伊豆の来宮に鎮座し、来福・縁起の神として古くから信仰されています。
延喜式神名帳には「阿豆佐別神社」アズサワケジンジャの名で記されております。平安初期の坂上田村麻呂公は戦の勝利を神前で祈願し各地に御分霊を祀ったとも伝えられ、現在では全国４４社のキノミヤジンジャの総社として、信仰を集めております。
入ると本殿まで一直線に続く竹林が迎えてくれます。
本殿。
来宮神社の神木である大楠。
大楠
昔、この社には７本の楠がありました。
ところが、１８５９年（安政６）に熱海村に大網事件という全村あげての漁業権をめぐる事件が勃発し、その訴訟費用捻出のため、５本の楠は伐られてしまいました。そして、現在残っているこの大楠を伐ろうとしたところ、白髪の老人が現れ、両手を広げてこれを遮るような姿になると大鋸は手元から真っ二つに折れ、同時に白髪の老人は消えてしまいました。これは、神のお告げとして村人は大楠を伐ることをやめてしまいました。
本州１位の巨樹で、樹齢２０００年以上、周囲２３．９m、高さ２６mあります。
参集殿
お休み処も隣接していて、おしゃれなカフェ見たいな外観です。
その後、再び熱海駅に戻り、帰りました。
ちょうど１周年を迎えた熱海駅ビル、ラスカ熱海。
三匹が行く。━熱海 おわり━
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来宮神社
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