旧安田楠雄邸━其之弐━

旧安田楠雄邸━其之壱━からの続き 残月の間中央棟は京間寸法でゆったりと造られています。柱や長押は栂材、床柱は北山杉の絞り丸太、壁は聚楽土で、天井は幅広の竿縁天井です。床の間は表千家残月亭の床の間を模しています。鳥の透かし模様が入った照明は創建当初の器具です。 2階に上がり、予備室。 予備室東壁面には土壁…