三鷹跨線橋
【三鷹市上連雀2ー21】
設計:鉄道省(?)
竣工年:1929年(昭和4)
Photo:2021年10月
三鷹〜武蔵境駅にある三鷹車両センターの上を通る跨線橋です。地名でいうと上連雀1丁目と3丁目を繋ぐ橋です。
橋は、全長93メートル、幅3メートル、高さ5メートル。
その跨線橋自体の古さも貴重だけど、ここは太宰治が1939年(昭和14)に三鷹に引っ越してきた時に、友人に紹介したほどのお気に入りの場所だったそうです。当時は、当然高い建物がなく、武蔵野の風景が見渡せる場所でした。
今は、中央線を走る列車をよく見渡せるとして、鉄道ファンに人気のある場所です。
この日も、鉄道好きの子供たちが見に来ていました。
跨線橋は老朽化と維持困難のため、徹去は決まっていて、話が二転三転しているのですが、現在は橋桁の一部を近くの土地に一部保存ということで話がまとまっています。
案内板に太宰治が写っている写真がありました。
南側階段。
通路部分、南側から北側へ。
下は、三鷹車両センター。
武藏境方面。
三鷹方面。
北側から南側。
北側階段。
鉄の部分は、古い線路が使われています。
「DICK KERR SANDBERC D K 1911」の刻印があります。
跨線橋前のバス停もありました。
近い将来、撤去されますが、その時は大規模な工事のため、まだ当分現存していると思われます。
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