【石川県金沢市広坂2−1−1】
設計:矢橋賢吉
竣工年:1924年(大正13)
Photo:2018年11月
旧石川県庁本館は、1924年(大正13)に竣工した鉄筋コンクリート造の建物で、設計は、矢橋賢吉で明治建築界三大巨匠の一人で妻木頼黄の片腕で、国会議事堂・旧総理大臣官邸・枢密院庁舎(現皇宮警察本部)などがあります。
県庁として、1924〜2002年の78年間使用され、その後は、旧県庁者の前面部分と、天然記念物である『堂型のシイノキ」との一体的な外観や歴史的な意匠が残る玄関掘る。中央階段を活かして、2010年(平成22)に再生保存したものです。
現在、会議室・レンストラン・観光案内などの複合施設になっています。
外壁は、このころ流行ったスクラッチタイルが使われている。
背面は、一転してガラス張りになっています。
なかから、金沢城を望む。
中もかなり改装しているけど、県庁時代の部分も残しています。
県庁時代の意匠を残している中央階段。
うるしの石川県地図
伝統技法により蒔絵の上に沈金が施されており、1987年(昭和62)から設置されているものです。
竣工当時からあるステンドグラス。
公共の建物なので、華美さはないけどさりげない装飾でいいです。
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