2008-09-20 勢揃坂(せいぞろいざか) 坂 【渋谷区神宮前】 ここのゆるい勾配の坂を勢揃坂といい、渋谷区内に残っている古道のひとつです。 後三年の役ー永保3(1803)年に八幡太郎義家が奥州征伐に向かうとき、ここで軍勢を揃えて出陣して行ったといわれ、この名が残されております。 このとき従軍した武士の中に坂東八平氏(平氏の一族)のひとり河崎重家(渋谷の領主)がおり、手柄をたてたという伝説があります。 真偽についてはもちろんわかりませんが、区内に伝わる源氏に冠する伝説の一つとして注目されます。