日曜のこと。
今年、4カ所目の札所、第15番札所の長谷寺に行ってきました。
場所は、群馬県高崎市です。
高崎駅からは、西口から出ている榛名湖行きバスに乗り、ドドメキ停留所下車。その後、 徒歩という行程です。
高崎駅からバスに乗ること約30分、ドドメキ停留所に到着。
最寄りのバス停は、コミニュティバスが走っているのですが、本数が少なく、高崎駅からは出ていないので、このルートを選びました。
バス停横には、白岩山長谷寺入口の石碑があります。
この脇にある道から、向かっていきます。
住宅街があり、細い道に分かれていますが、基本的には一本道です。
不安になりながらも進むと白岩観音の看板があったので、とりあえず一安心。
さらに歩くと、見晴らしいのいいことろに出ました。
遠くに見えるのは、高崎市街。
そして、手前にある高架は、北陸新幹線。
ということは、北陸新幹線の上を歩いてきたことになります。
この辺りは、榛名山の麓みたいなところで、バス停からかなりの急坂の距離を歩いてきたところです。
しばらく待っていたら、北陸新幹線がきました。
そして、第15番札所長谷寺に到着。
白岩山長谷寺は1300余年の昔、聖武天皇の勅願で、役行者により開山されました。
のちに、徳道上人が伽藍を創建、源頼朝・新田義貞らの信仰を集めました。
1563年(永禄6)に武田信玄の兵火で伽藍を消失。
その後、1580年に武田勝頼が世無上人に命じて再建されました。
山門。
何か、いやな予感が・・・。
なんと、本堂が建て替え中で、まだ基礎の状態でした。
しかし、ご本尊はいるというこで、参拝しました。
住職によると、完成は来年の11月ということだそうです。
長谷寺御朱印
長谷寺を後にして向かったのは、高崎観音のある慈恩院です。
高崎観音がある観音山からみた高崎市街。
正面にある高く目立つ建物は、高崎市役所。
高崎観音。
慈恩院
慈恩院は、もともと高野山金剛峯寺の塔頭寺院の一つで、学侶方の寺院として隆盛を誇っておりました。
明治の廃仏毀釈で高野山でも寺院の統合廃寺がすすむなか、衰退しつつも慈恩院は昭和初期まで存在しておりました。高崎白衣大観音建立後、1941年(昭和16)に高野山より別格本山として高崎への移転が決まりました。
創建は、鎌倉中期、執権北条義時の三男、相州極楽寺入道重時と伝えられてます。寺記によると、元禄の火災により、過去帳や古文書がことごとく消失したと言われています。
続紀伊風土記には、本尊の聖観世音菩薩は鎌倉坂下村の安左衛門という文人が由比ヶ浜で漁をした時に網にかかったとあります。
慈恩院本堂
1986年(昭和61)に白衣観音建立50周年を機に新本堂として再建された。
白衣観音
1936年(昭和11)、井上保三郎によって建立される。
高さ41.8メートルで当時は東洋一と言われた。胎内は、9階で20体の仏像が安置されています。
慈恩院御朱印
次の第16番札所水澤寺は、巡っているので、これにて群馬県は終了です。
今回は、暑い中バス停から30分歩きましたが、思っていたよりも距離はなかったですが、坂道が急で大変でした。
次回は、栃木県に入ります。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
第15番札所 長谷寺
高崎駅西口から群馬バスで、2番乗り場榛名湖行きでドドメキ下車。
そこから、徒歩30分。
群馬バス https://www.gunbus.co.jp
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