日本五大桜を行く━狩宿下馬桜編 其之壱━からの続き
tokyosora.hatenablog.com
富士宮駅からバスで約30分。
下馬桜最寄りのその名も狩宿下馬桜入口という、そのまんまのバス停に降りました。
駅前よりも富士山がだいぶ近くに見えます。
人生で最接近の富士山かも・・・。
綺麗に裾野まで見えます。
こんなロケーションの中に桜があるのかと思うとドキドキします。
下馬桜の手前にあるソメイヨシノ。
まだ、散らずに残っているので一安心。
狩宿の下馬桜。
この地は狩宿と言われ、1193年(建久4)源頼朝が、富士の巻狩の際に陣屋を設けたところと伝えられる。
頼朝の本陣は井出館におかれ、当時の館は現在の井出家の北東側にあった。
狩宿の下馬桜は、別名駒止めの桜と呼ばれ、頼朝が桜の枝に馬を繋いだと伝えられる。
この桜は赤芽のシロヤマザクラで、花序4.5センチ、花茎3センチです。
かつては、目通り8.5メートル、枝張り東西22メートル、南北16メートルの巨木であったが、台風により損傷したが、近年若芽の成長により樹勢を盛り返している。
五大桜で唯一の特別天然記念別です。
井出家高麗門及び長屋
井出家は中世以来の歴史を持つ名家で、その邸宅周辺は源頼朝の富士の巻狩の際の宿所となった地である。
この建物は中央に袖塀を備えた高麗門を開き、両側に長屋を付属させたもので、建築年代は江戸時代中期の火災等により定かではないが随所に見られる大工等の技術伝承の特質から、近世上層農家の特徴を持つ古くからの建築様式を継承した貴重な建築物である。
富士山と下馬桜。
素晴らしいロケーション。
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