一昨日のこと。
ミート矢澤に行く前に、久々にポレポレ東中野で鑑賞。
ハコは、100人だったが、ほぼ満席という盛況ぶり。
年齢層も広く、男女もあまり偏らずにいました。
あらすじは、
暴力団対策法、暴力団排除条例が布かれ、ヤクザは6万人を割った。この3年で2万人が組織を離脱した。しかし、数字だけでは実態はわからない。
ヤクザは、今、何を考え、どんな暮らしをしているのか?
大阪の指定暴力団「二代目東組清勇会」におよそ100日500時間を超える密着撮影のドキュメンタリーである。
派手なことは一切なかったが、予想外のことは起きた。
それは、自動車保険の恐喝未遂での組員の逮捕。そして、事務所の家宅捜査。
しかし、それ以外特に目立ったことがない、ごく普通の日常。
本棚には、小説や可愛い犬や猫の本。年越しは、紅白を見ながら酒を飲む。選挙があれば、投票所に行く。
その一方、銀行口座が作れない。保険に入れない。ローンが組めないなど、日常生活に支障をきたすことがある。
だからと言って、ヤクザに肩入れするわけではなけど、そこまで追い込むのは、ちょっと違うのではないかとおもう。どこで、線引きするのかというのは、とても難しい。
しかし、憲法は基本的人権が書いてある。
ヤクザには、基本的人権がないのか。
なんでも、やみくもに排除すればいいのか?それでは、全く何の解決にもならない。
新たなことを知り、考えさせられる映画です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ヤクザと憲法 http://www.893-kenpou.com
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