2013-01-03 馬坂(うまざか) 東京 坂 【北区中十条】 昔は低地の村々から板橋宿へ通じ急坂で、坂下に荒沢不動の池があった。この道は姥ヶ橋地蔵尊の付近で王子へ通じる稲荷道と交差し、御成橋を経て板橋宿至る。坂の名は豊島村馬場の「馬に関係があるように思われるが、坂の地形が馬の背に似ていたからともいう。以前には農家の耕地への往復にも役立っていたが、付近の都市化と環状七号線の開設で役割も形状も著しく変化してしまった。