2007-10-29 安藤坂(あんどうざか) 坂 【文京区春日】 この坂は伝通院前から神田川に下る坂である。江戸時代から幅の広い坂道であった。傾斜は急であったが、1909年(明治42)に路面電車(市電)を通すにあたりゆるやかにされた。 坂の西側に安藤飛騨守の上屋敷があったことに因んで、戦前は「安藤殿坂』、戦後になって「安藤坂」と呼ばれるようになった。 古くは坂下のあたりは入江で、漁をする人が坂上に網を干したことから、また江戸時代に御鷹掛の組屋敷があって鳥網を干したことから「網干坂」ともよばれた。