【文京区湯島】
湯島聖堂と東京医科歯科大学のある一帯、聖堂を中心とした江戸時代の儒学の本山ともいうべき「昌平坂学問所（昌平黌）」の敷地であった。
そこで学問所周辺の三つの坂を、ひとしく「昌平坂」と呼んだ。この坂もその一つで、昌平黌を今に伝える坂の名である。
元禄７（１６９４）年９月、ここを訪ねた桂昌院（徳川五代将軍綱吉の生母）は、その時のことを次の和歌に詠んでいる。
万世（よろずよ）の秋もかぎらじもろともに
もうでて祈る道ぞかしこし
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久しぶりの東京坂案内、忘れていたわけではないけどただなんとなく書いてなかっただけ、これからは改めて少しずつ書いていきます。
